タイヤの空気圧は重要。トラブル回避の為に必要なポイント3つ

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タイヤの空気は自然と減る

こんにちはGenjiです。
このブログでは快適カーライフを送って頂く為のアレコレを発信していきます。

まぐな

空気圧って何?
どこで、どうやって見るの?
点検しないとどうなる?

こんな質問にお答えします。

この記事の内容
・空気圧とは?
・点検の重要性
・ガソリンスタンドでの点検
・空気は酸素と窒素がほとんど
・まとめ

私はフルサービスガソリンスタンド一筋27年です。
長い経験から得た情報を裏側まで公開します。

これを読めば、
タイヤの空気圧の不安から解消されます

快適なカーライフの為に、キチンと点検整備しましょう。

目次

タイヤの空気圧とは?

タイヤの中に充填されている空気の圧力の事です。

タイヤの性能を100%引き出すためには定期的な点検が必要です。

それぞれのクルマごとに、適性空気圧が決められています。
適性空気圧を保つことにより、タイヤの性能を引き出すだけでなく、燃費の向上にもつながります。

タイヤの空気は徐々に抜けていきます

1ヶ月で1割〜2割程度抜けます。
新品タイヤは抜けにくいですが、少しずつ確実に抜けていきます。
年数の経ったタイヤはより抜けやすくなる傾向にあります。

これは避けては通れない事実です。だからこそ定期点検が必要なのです。

空気圧不足が原因で事故につながるケースも少なくありません。
そんなトラブルにならない様に定期点検を心がけましょう。

タイヤの詳細は、
【タイヤ交換に関わる費用、寿命、考え方】をどうぞ。

空気圧点検の重要性

クルマが走る為には必要不可欠なタイヤです。大切な命を乗せて走ります。
点検をしないと以下のようなトラブルが発生します。

点検がいかに重要かをお話します。

燃費が悪くなる

タイヤの性能の話にも繋がりますが、「転がり抵抗」が大きくなり、エネルギーロスから燃費が悪くなります。

つまり、

タイヤ自体が転がりにくくなり、
転がる為に、より大きな力が必要になり、
燃費の低下につながります。

タイヤ本来の性能が発揮できなくなります。

偏摩耗しやすくなる

通常、空気圧不足ではタイヤの角(肩)の部分の「ショルダー摩耗」が起こります。
逆に、空気圧過多ではタイヤの中央部分の「センター摩耗」が起こります。

つまり空気圧は、多くても少なくても、良くないことが分かって頂けたと思います。

ミニバンの様な重い車両は「片減り」しやすくなります。

走行性能が低下する

空気圧不足では、タイヤの「たわみ」が増えるのでハンドルに影響し、運転のしっかり感が低下します。
空気圧過多では、必要以上に跳ねて、乗り心地が悪くなります。

どんな高性能タイヤでも、空気圧によってその性能を発揮できず、運転に悪影響が出ます。

定期的な点検で適正空気圧に保つことで、このようなトラブルを回避することが出来ます。

ガソリンスタンドでの点検

それでは実際に点検はどうしたらいいのでしょうか。
簡単ですぐに思いつくのはガソリンスタンドだと思います。

詳細は【ガソリンスタンドが必要な理由】をどうぞ。

空気圧点検は基本的には無料だが・・・

ガソリンスタンドではいろんなサービスを提供してくれます。
空気圧点検もその内のひとつです。

ほとんどのガソリンスタンドは無料で点検してくれます。

ですが、

「空気圧点検のみ」の注文は控えましょう。

これはいわゆる、マナー違反だと考えます。

給油のついでに。
洗車のついでに。
これをぜひともお願いしたいです。

空気圧点検は意外と手間がかかります。
・タイヤ4か所への移動が必要
・ホイールやセンターキャップの形状によりエアバルブキャップの取り外しが困難な場合がある
・空気圧点検後、エアバルブからの漏れのチェックが必要
このような手間と時間がかかりますが、基本的に無料です。

ですが、この「無料」は給油のついで。や、洗車のついで。であるからこそです。

つまり、

それなりにお金を使ってくれることを大前提としての「無料」です。

ましてや、信頼関係も過去の給油実績もない初見の方は絶対に控えましょう。

嫌われます。
もしくは有料サービスに早変わりする場合もあります。

私達ガソリンスタンドのスタッフはサービスが売りです。
価格以上のサービスを提供するのが仕事です。

しかし、

あまりに横柄な態度、物言いですと、知らず知らずに損をするような事になるかもしれません。
過去にお金を使ってくれている。か、今お金を使ってくれるか。
このどちらかであって初めて、お客様です。

私達も商売ですからご理解くださいね。

セルフガソリンスタンドは自分で点検出来ます

必要な道具がそろっていますので、ご自分でどうぞ。

窒素ガス充填が有効

空気の80%は窒素

そもそも空気とは、「酸素20%」+「窒素80%」=「空気」と考えて問題ないと思います。
タイヤの主成分はゴムです。ゴムは空気を通します。
風船がいつの間にかしぼんでいくように、タイヤも少しずつ空気が抜けてしぼんでいきます。

そこで登場するのが「窒素ガス充填」です。

最初にお話した通りタイヤの空気は1か月で2割程度抜けます。
この酸素が抜けるのが原因です。

酸素の分子は小さく、ゴムの壁を通り抜けやすいです。
逆に窒素の分子は酸素より大きく、ゴムの壁を通り抜けにくいので窒素ガス充填が有効です。

しかし、それゆえに窒素ガス充填は有料がほとんどです。
タイヤ一本100円〜300円くらいが相場で、クルマ一台400円〜1200円くらいの幅があります。

その上、窒素ガス充填の設備があるお店でないと入れられません。
窒素ガスの方が抜けにくくいいと思いますが、それができるお店は限られています。
お店側もそのコスパの悪さから、窒素ガス充填をやめたところも少なくありません。

我がお店も窒素ガス充填をやめました。

・そもそも需要が無いに等しい
・酸素程ではないが窒素ガスといえども抜ける
・点検の頻度が下がるだけで点検しなくてもよくなる訳ではない
・料金を貰いづらい

以上の様な理由から、窒素ガス充填をしてくれるお店は少数派であると言えます。
しかし、窒素は抜けにくく、トラブルを回避する確率は上がるので悪くはありません。

一度お試しになってみてもいいんじゃないでしょうか。

まとめ

いかがでしたか?

・タイヤの空気圧は非常に重要で、定期点検が必要不可欠。
・空気圧過多もマズいが不足はもっとマズい。
・空気圧が原因の事故、トラブルも多い。
・燃費の悪化。偏摩耗。タイヤの性能低下。走行性能低下。
・点検のみの注文は結果的に損。
・セルフのガソリンスタンドなら自分で出来る。
・窒素ガス充填も有効。
窒素ガス充填
出来るお店が限られている

きちんと理解して1か月ごとに点検し、トラブルのないように気を付けてくださいね。

じゃず

安全で快適なカーライフを!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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この記事を書いた人

映画とマグナ50とDIY好きなガソリンスタンドマン
そして愛妻家でもある
大工、造園、カーショップを経験。
旅先でクルマのトラブルに見舞われて、
ガソリンスタンド店員さんに助けてもらう。
その店員さんにあこがれて転職。
現在、店舗マネージャーの椅子に座る。
空き時間を利用してブログに挑戦。
新たな1歩を本気で踏み出してみた。

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