ガソリンの価格が安いお店の理由。安いガソリンの品質は大丈夫か?

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格安ガソリンは心配?

こんにちはGenjiです。
この記事では快適カーライフを送って頂く為に有益な情報を発信していきます。

まぐな

安いガソリンって大丈夫なの?
プライベートブランドって何?

こんな風に思った事ありませんか?
このような疑問にお答えします。

この記事の内容
・元売り大手とプライベートブランド

・品質の差は無いに等しい
・業転玉(ぎょうてんぎょく)とは?
・近隣での価格差は何故か?
・まとめ

ひと昔前は粗悪なガソリンや不正軽油といった問題もありました。

しかし、
それは過去の話となりつつあります。(ガソリンスタンドを通さない闇の話は置いといて)

いまやガソリンの品質はしっかりと規格化されています。

ガソリンスタンドは安心なんですよ。
詳しくは、
【ガソリンスタンド利用方法】をどうぞ。

さらに言うなれば、
「品確法」
(揮発油等の品質の確保等に関する法律)
が定められています。

これは販売業者が守らなければいけない法律です。

揮発油(ガソリン)販売業者の登録
・石油製品の品質の確保
・品質規格に適合しない揮発油、軽油、灯油、重油の販売の禁止
・生産業者及び輸入業者の品質確認義務
・揮発油販売事業者の登録義務・品質分析義務

このように品質の確保にはかなり力を入れているのが分かります。

ではなぜ価格が違うのか?

これを読めば、ガソリンの疑問が解消されます

ガソリンへの理解を深めましょう。

目次

ガソリンの価格差。元売り大手とプライベートブランド。

ガソリンスタンドの業態は大きく分けて

石油元売り系列
エネルギー商社等が展開するプライベートブランド
無印のガソリンスタンド

に分けられます。

現在では実質3社 ENEOS、出光・昭和シェル、コスモが元売りと称されています

コスモ系列のキグナス石油等もありますが、あえて割愛します。

この、よく知られているエネオスや出光等が安心なの周知の事実でしょう。
最近ではホームセンター等に併設されている格安ガソリンスタンドが増えました。

実は私もコストコのガソリンスタンドにお世話になっているひとりです。
その魅力は、なんといっても価格でしょう。

近隣より10~15円程度安いです。
業界最安値?安すぎる

と言われ、実は嫌われ者なんです。

いち消費者としては、非常に有り難いんですがね。

そんな格安で販売されているガソリンは品質に問題は無いのか?

見ていきましょう。

ガソリンの品質に差はあるのか?

実は元売り大手でも格安のプライベートブランドでも、

ガソリンの品質に基本的な差はありません。

とくにレギュラーガソリンであれば、格安のガソリンスタンドであっても、
ENEOSや出光、コスモといった元売りブランドと同じものが販売されています。

外国からの石油を製油所で精製します。
精製されたガソリン、軽油、灯油などが、各地の油槽所へ運ばれます。

その油槽所からタンクローリーが各地のガソリンスタンドへ運びます。

同じ油槽所の同じ備蓄タンクです。

同じタンクからですが、

エネオスのタンクローリーに積まれたならエネオスのガソリンスタンドへ。
出光のタンクローリーに積まれたなら出光のガソリンスタンドへ。

元は同じタンクにあったものですから、品質に差はありません。

ではなぜ大手とプライベートブランドでは価格が大きく違うのでしょうか。
それには「業転玉」(ぎょうてんぎょく)と呼ばれるモノが大きく関わってきます。

「業転玉」(ぎょうてんぎょく)について見ていきましょう。

価格差の原因となる「業転玉」(ぎょうてんぎょく)とは?

精製過程で出来る余剰ガソリンの事

石油精製には、
ガソリン、灯油、軽油、重油などが「同時」に「一定の割合」で生産される

という特性があります。
これは「連産品」といって、特定の石油製品だけを生産することは、ほぼ不可能なんです。

仮に、灯油の需要が増える冬季には、灯油が増産されます。
それに合わせて、「同時に」灯油以外も精製されるので、余り気味になる。

灯油を増産したから、ガソリン生産を減らす。ということが出来ません。

「需要が高まって増産されたモノ」以外のモノも生産されてしまいます。
当然それは余り気味になります。

この余り気味になった燃料が「業転玉」ぎょうてんぎょくと呼ばれるものです。

この「業転玉」と呼ばれる燃料も廃棄する訳にはいきません。
これを安く仕入れるのがプライベートブランドや無印ガソリンスタンドなのです。

この「業転玉」を安く仕入れられるからこそ、安い価格で販売できるのです。

もちろん品質には何の問題もありません。

ただ、価格差はこれだけが原因ではありません。

近隣、近県での価格差はどういう訳か

「業転玉」によって価格差があるのは理解して頂けたと思います。

それ以外の燃料の価格差の原因を見ていきましょう。

◎石油価格の上下

アラブの石油王さん達の機嫌次第!?
たくさん出してもらえると有難いですけどね。
円の価値が下がると高くなっちゃいますね。

◎製油製油所から遠方への輸送費 山間部への輸送費

タンクローリーがガソリンスタンドへ燃料を運びます。
そのタンクローリーも燃料を使って走ります。
遠ければ遠い程、たくさん燃料を使って燃料を運びます。
その分が見合うような価格にならざるをえません。

◎販売量の差

都市部では価格競争が起きやすく、近隣店舗同士が競争します。
その結果、価格が下がることになります。
逆に過疎地や山間部など、価格競争が起きにくい地域では価格は下がりません。

まとめ

・価格に大きな差があるのは「業転玉」が原因。
・「業転玉」はどうしても出来てしまう。
・プライベートブランドは「業転玉」を扱う。
・元売り大手は「業転玉」を扱えない。
・品質に大きな差はない。
・「業転玉」だけが価格差の原因ではない。

いかがでしたか?

ガソリンについて理解が深まったと思います。

じゃず

よいカーライフを!

最後まで読んで頂いてありがとうございました。

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この記事を書いた人

映画とマグナ50とDIY好きなガソリンスタンドマン
そして愛妻家でもある
大工、造園、カーショップを経験。
旅先でクルマのトラブルに見舞われて、
ガソリンスタンド店員さんに助けてもらう。
その店員さんにあこがれて転職。
現在、店舗マネージャーの椅子に座る。
空き時間を利用してブログに挑戦。
新たな1歩を本気で踏み出してみた。

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